キャラ解説09_コビヤダの長【ブラスフェマス2】

キャラクター ブラスフェマス2 解説 考察

t f B! P L

BlasphemousⅡ(ブラスフェマス2)のキャラクターNPC「コビヤダの長」の解説ページです。登場マップや元ネタを掲載しているので、ゲーム世界を楽しむ参考にしてください。

ブラスフェマス2のNPCコビヤダの長
「姉妹たちを……見つけてください……」

キャラクター名

コビヤダの長
LADY OF THE COBIJO

概要

聖なる御名の街の薄暗い一室に佇む、長身かつ一つ目の異形。悔悟者が話しかけると「姉妹たちを見つけてください」と頼んできます。

彼女と似た容姿の「コビヤダの姉妹」たちは、エリア内の「隠し部屋」のなかに囚われています。隠し部屋の入口は一見すると壁と見分けがつかないので、武器攻撃で開放する必要があります。

姉妹たちを一定数発見してコビヤダの長に「償いの涙」を捧げることで、セーブポイントである「祈祷台」の性能が向上するというメリットがあります。

姉妹たちの場所や攻略方法は、下記の「サブクエスト06_「コビヤダの姉妹」(姉妹たちの探索)」記事を参考にしていただければ幸いです。

元ネタ

『ブラスフェマス2・アートブック』によると、コビヤダの長と姉妹たちは、スペイン・アンダルシア州カディス県のベヘール・デ・ラ・フロンテーラという地域の、かつての文化的衣装スタイル「コビヤダ(コビハダ)」(Cobijada)をインスピレーション源としています。

「コビヤダ(コビハダ)」(Cobijada)は、厚手のチュニックと、左目を除く顔全体をベールのように覆う一種の黒いショールで構成された黒い服を着用するという女性たちの服装スタイルです。

Vejer30
ベヘル・デ・ラ・フロンテーラの「コビヤダ」の像

このスタイルは16-17世紀のカスティーリャ起源と言われており、1930年以降、スペイン内戦の影響でいちどは散逸した文化となりましたが、1970年以降の復興運動を経て現在は地元の祝賀行事でもよく見られる衣装だとか。イスラム教文化圏では、女性がみだりに肌を見せてはならないという文化から、ベールやブルカなどで顔を覆い隠すという文化がありますが、コビヤダはそれらと直接的な関係はなく、単に伝統的なファッションとして体全体を覆うスタイルになっているという意味合いが強いようです。

また、コビヤダ(コビハダ)(Cobijada)という名称は、スペイン語の「cobijar」(覆う、保護するの意)に由来しています。コビヤダの姉妹たちは、それぞれがローブのような衣装に身を包んでいるだけでなく、隠し部屋の中に「保護」されてもいるので、いわば二重のヴェールに覆われた存在としてデザインされているのでしょう。

登場マップ

関連イベント

それではいつかまた、夢の向こう岸で……

このブログを検索

ゲーム画像の権利表記

© 2019 The Game Kitchen. Published by Team17. All rights reserved. © 2023 The Game Kitchen. Published by Team17. All rights reserved. Blasphemous / Blasphemous 2 の画像・素材は、 The Game Kitchen および Team17 の著作物を引用の範囲で使用しています。 本サイトは非公式のファンブログです。

QooQ