このページではBlasphemousⅡ(ブラスフェマス2)のマップ「連塔の冠」の解説をしています。ぜひ攻略の参考にしてください。また、エリアデザインの元ネタである「スペイン広場」についても紹介しています。
【マップ解説】
連塔の冠 (れんとうのかんむり)
CORONA DE TORRES
マップ画像
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| 「連塔の冠」のマップ画像 |
【簡易ガイドマップ】
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| 「連塔の冠」の簡易ガイドマップ |
以下、数値対照表。
★…DLC「Mea Culpa」でのみ実装。
概要
いくつもの塔が連なった宗教的建造物。「3つの後悔の念」を守るために奇蹟が選んだ3人の守護者のうちのひとり、「清廉なる肉体の信心会のレスメス」が待つエリア。ところどころ、霊魂のような火の玉が規則的な軌道で飛んでいる。
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| 連塔の冠で一定ルートを回遊している火の玉。 よく見ると人の顔のようなものがみえる(左下)。 |
破壊することは不可能なので、タイミングを測りつつ躱そう。ちなみにこの霊魂に近づくと、怨嗟の声がノイズのように聴こえてくる。
所持していない場合、半月刀武器「ルエゴ・エル・アルバ」を入手することができる。入手後は、落下攻撃で上空から地面へとルエゴ・エル・アルバを突き立てることにより、血の衝撃波が発生。人体が木に取り込まれたような障壁を破壊することができるようになる。
彫像「司教」の伝承に語られているところによると、この塔は幻のようにあらわれる「蜃気楼の聖塔」への信仰から、その出現を監視するために建築されたらしい。「冠」と名付けられているのは、聖塔が出現する地点をぐるりと囲うように円形に構築されているからだろう。
2024年11月1日のアップデートにより、DLCのイベントを進めることで、ルエゴ・エル・アルバ取得地点にて中ボス「罰されし者」との戦闘が追加された。
元ネタ解説・考察
『ブラスフェマス2・アートブック』によると、連塔の冠のデザインはセビリアのマリア・ルイサ公園(Parque de María Luisa)にある「スペイン広場」(la Plaza de España)を意識してデザインされています。この広場の一連の豪華な建造物は、1929年のイベロアメリカ万国博覧会(Ibero-American Exposition of 1929)に際して建造されました。
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| スペイン広場にあるセビリア美術民俗博物館(もとはムデハル様式のパビリオン) 出典:Wikimedia Commons(Grez/CC BY-SA 3.0) |
建築を主導したのは博覧会の実行委員会メンバーでスペインの建築家、アニバル・ゴンサレス(Aníbal González Álvarez-Ossorio, 1876-1929)で、セビリアの多くの建築物をデザインしたことで有名です。彼は他のメンバーと意見衝突などもあり、1926年に博覧会実行委員を辞任していますが、設計計画において彼が主要な役割を果たしたのは間違いないでしょう。なおゴンサレスは、1929年5月9日のイベロアメリカ万博開催からわずか1カ月足らずの1929年5月31日で没しています。
このスペイン広場のパビリオンは数々の有名映画の撮影現場としても活用され、『アラビアのロレンス』や『風とライオン』、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』にも登場しているそうです。文化的な建築が、歴史を超えて、映画やゲーム作品など多くのメディアに表れ出ているのは非常に興味深いことです。
特にスペイン広場のパビリオンで有名なのが、各地域を表現したアルコーブと陶器製のベンチです。
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| スペイン広場のパビリオン跡_スペインの各地方の情景が刻まれた陶器製のベンチ 出典:Wikimedia Commons(Eva L/CC BY-SA 3.0 ES) |
この陶器製のベンチは、連塔の冠でもところどころで背景デザインに登場しています。これらは実際のスペイン広場の絵画から情景を借用しているのかもしれないですし、「クヴストディア」の各地の情景を表現するような形でアレンジをされているかもしれません。
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| 連塔の冠の背景デザインに登場しているオブジェ。 スペイン広場の陶器製のベンチが元ネタ。 |
場所によっては、先に触れた「火の玉」がこのベンチの周囲を回遊してもいます。ひょっとすると、火の玉の魂たちは、生前はこのベンチに描かれた地方にゆかりのある存在であったのか? あるいは、アルコーブに刻まれた情景に何かしらの「恨み・憎しみ」があるのか? それとも、死後怨恨の魂となって彷徨い続ける彼らが、「休みたい」という叶わぬ望みを持ったまま、腰を落ち着けるためのベンチの周りを永遠に浮遊しているのか?
このように、ゲーム内のエリアの背景デザインの一部に焦点を当ててみても、色々な想像の尽きせぬ源泉となっているのは、これらがゲーム内の表現だけで完結せずに現実の文化・場所への接続を持って作り出されているからなのでしょう。いつか現実のスペインへ赴き、クヴストディアへの巡礼をこの足で歩みたいものです。
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