マップ解説24_真紅の雨【ブラスフェマス2】

ブラスフェマス2 マップ 解説 元ネタ 攻略 考察

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このページではBlasphemousⅡ(ブラスフェマス2)のマップ「真紅の雨」の解説をしています。ぜひ攻略の参考にしてください。エリアデザインの元ネタであるカラヴァッジョの《キリストの埋葬》やルーベンスの《キリスト降架》についても紹介しています。

このページではBlasphemousⅡ(ブラスフェマス2)のマップ「真紅の雨」

【マップ解説】

真紅の雨(しんくのあめ)
Lluvias Granate

【マップ画像】

「真紅の雨」のマップ画像【ブラスフェマス2】
「真紅の雨」のマップ画像

【簡易ガイドマップ】


「真紅の雨」の簡易ガイドマップ【ブラスフェマス2】
「真紅の雨」の簡易ガイドマップ

番号種別内容
1Save祈祷台
2Warp転移の門
3Save祈祷台
4Shop旅商人 メダルドとエスコラスティコ
5Boss信仰の化身
6
Boss罪人の父祖 エヴィテルノ
アイテムクリサンタの形見
イベント(四使節の香球)

※画像は最終的な内容であり、ゲーム進行状況によって探索域は制限される場合があります。
※番号はゲーム進行順とは関係がありません。
※「殉教の印章」と「償いの涙」は省略されています。

【概要】

奇蹟が生み出した天の心臓から、聖なる血液が真紅の雨のように降り注ぐ。この上なき天空へと昇っていくためにか、石材が血管のようなもので繋ぎ止められ、足場が形成されている。

ブラスフェマス2におけるメインストーリーの最終ダンジョンエリア。「鏡写しの鍵」で、最後となる5匹目の鳩を解放することで、五鳩の礼拝堂の左の「母」の扉が開かれることで侵入可能となる。

ラストダンジョンにふさわしく、雑魚エネミーも厄介なものたちが多い。狭い足場では充分に距離を取れず回避に難儀しがちなので、ダメージを貰いすぎないように慎重な立ち回りを心がけ登っていこう。可能ならエネミーの下段からジャンプ上攻撃で一方的にダメージを蓄積できるとベター。

オープニングムービーでクリサンタが自刃した礼拝堂。長い贖罪の終着はすぐそこ。【ブラスフェマス2】
オープニングムービーでクリサンタが自刃した礼拝堂。長い贖罪の終着はすぐそこ。

頂上には、オープニングムービーでクリサンタが自刃した礼拝堂「眠れる殉教者の教会」(IGLESIA DE LOS MÁRTIRES DURMIENTES)があり、信心会の首魁であり「原初の悔悟者」、罪人の父祖 エヴィテルノが悔悟者を待ち受けている。エヴィテルノは今作のボス敵としては、頭ひとつ抜けて難易度が高い強敵。パリィできる攻撃を見極めて反撃して、なんとかダメージを重ねよう。

どうしても攻略に行き詰ったときには、一度退却して悔悟者の強化(体力武器彫像など)を優先するのも良い。聖歌「双眼の思い出に贈るシギリージャ」で時間を止めて、攻撃・回復の隙を無理やり作り出すのもオススメだ(取得には「呪われた手紙」イベントの完了が必要)。

エヴィテルノを打倒することで、今作の最終ボス「信仰の化身」へ至る道(昇天の光明)が開かれる。贖罪の終着点はすぐそこだ。最期まで気を引き締めていこう。

元ネタ解説・考察

公式アートブックによると、悔悟者とエヴィテルノが対峙する礼拝堂「眠れる殉教者の教会」(IGLESIA DE LOS MÁRTIRES DURMIENTES)は、キリストの十字架からの降下の場面を描いたいくつもの歴史的な芸術表現に触発されています。

代表例として挙げられている作品の一つ目は、カラヴァッジョ(Michelangelo Merisi da Caravaggio, 1571 - 1610)が描いた《キリストの埋葬》(Deposizione, ヴァチカン美術館収蔵)です。

The Entombment of Christ (1603–1604). Oil on canvas. 300 × 203 cm (120 × 80 in). Pinacoteca Vaticana, Vatican City
カラヴァッジョ《キリストの埋葬》

カラヴァッジョはイタリアバロック期の画家で、映像のように写実的に人間を描きつつ、光と陰影を巧みに用いてドラマティックな場面を切り取った表現が特徴的で、バロック絵画の形成に決定的な影響を与えた巨匠とみなされています。数々の宗教画を描き、ブラスフェマス2の前作にあたるブラスフェマスに登場したNPCティルソのモデル、アッシジの聖フランチェスコなども描いています。

二つ目の作品はピーテル・パウル・ルーベンス(Peter Paul Rubens, 1577 - 1640)が描いた《キリスト降架》(十字架降下、Descent from the Cross, アントウェルペン大聖堂収蔵)です。

Peter Paul Rubens - The Descent from the Cross (Antwerp Cathedral)., c. 1613
ピーテル・パウル・ルーベンス《キリスト降架》

ルーベンスはドイツ生まれのフランドルの画家で、宗教画や歴史画、風景画や肖像画など幅広い主題を扱い、約1500点の絵画が現存しているとされます。ルーベンスはスペイン国王フェリペ4世のお気に入りでもあり、フェリペ4世はルーベンスの最大のパトロンの一人として多くの絵画を発注し、ルーベンス死後に行われた遺産オークションでも最大の買い手となったと伝わっています。ブラスフェマス2の案内役NPCアヌンシアダのキャラクターデザインの元ネタのひとつにもルーベンスが描いた《無原罪の御宿り》が含まれています。

このように、悔悟者と原初の悔悟者エヴィテルノが雌雄を決する場面の背景で、キリストが磔刑をうけたあと、その遺体を十字架から降ろす場面を想起させるのにはどのような意図があるのでしょうか。キリストの磔刑は全人類の原罪を贖う贖罪であると解釈されますが、すなわちいっときは「罪人」として処刑されました。そしてその3日後に復活することとなります。ブラスフェマス2の「奇蹟」がクヴストディアの人々の純粋な信仰を核として「復活」をもくろむのであれば、あるいは出来事の順序をキリストの復活になぞらえる形で、復活の前に罪人の処刑という出来事がなければならない―――そしてその処刑される運命をもった罪人として「悔悟者」(あるいはエヴィテルノ)―――という意図が表出していたのではないでしょうか。

【関連キャラ】

【関連マップ】

それでは良い贖罪を。

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