BlasphemousⅡ(ブラスフェマス2)のキャラクターNPC「ヴェネラダ」の解説ページです。登場マップや元ネタ考察を掲載しているので、ゲーム世界を楽しむ参考にしてください。
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「奇蹟が父に庇護をもたらさんことを 私は祈っています」 |
キャラクター名
ヴェネラダ(VENERADA)
概要
聖彫刻家モンタネスの娘であり、彫刻家見習い。モンタネスのサブクエストを最後まで進行すると登場します。その後は、父親の代わりとなる「寵愛の背障」システム担当のNPCとして、悔悟者の巡礼をサポートしてくれます。
「寵愛の背障」(彫像)やモンタネスのサブクエストについての詳細は、下記の「寵愛の背障・彫像まとめ」記事でもまとめているのでよろしければご参考ください。
元ネタ考察
父親であるモンタネスは、実在したスペインの彫刻家フアン・マルティネス・モンタニェース(Juan Martínez Montañés、1568年3月16日 – 1649年6月18日)をモデルとしていました。詳細は下記の個別記事もご参考ください。
一方、娘であるヴェネラダについては、『ブラスフェマス2アートブック』に数点のラフ画が掲載されているのみで、インスピレーション元の記述はありませんでした。
そのため、ヴェネラダの元ネタには推察が含まれるのですが、関連していそうなのはセビリアの「ロス・ヴェネラブレス病院」(Hospital de los Venerables)です。かつて由緒ある司祭病院として運営されていたこの文化施設には、前述のモンタニェースの肖像画が展示されています。
フランシスコ・バレーラ《フアン・マルティネス・モンタニェス》 |
ヴェネラダ(Venerada)という名はこのヴェネラブレス(Venerables)から取られているのではないでしょうか。加えて、スペイン語の「venerador」という単語は、「敬う、崇拝する」という意味を持っています。モンタニェースの作品に多くのインスピレーションを得たというブラスフェマス2の制作スタッフから、偉大な芸術家へと向けた敬意の表現だったのかもしれません。
登場マップ
関連キャラ
- 聖彫刻家 モンタネス…盲目で隻腕の彫刻家。ヴェネラダの父親であり師匠。
それではいつかまた、夢の向こう岸で……
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