サブクエスト解説02「未開封の封筒（呪われた手紙）」【ブラスフェマス2】

このページではBlasphemousⅡ（ブラスフェマス2）におけるサブクエスト「未開封の封筒（呪われた手紙）」イベントについて解説しています。ぜひ攻略の参考にしてください。

概要

「未開封の封筒（呪われた手紙）」イベントは、クエストアイテム「未開封の封筒」を開き、その中の「呪われた手紙」に記された行動をなぞる（再現する）ことで、最終的に「双眼の思い出に贈るシギリージャ」の聖歌を入手することができるサブクエストです。

「未開封の封筒」

サブクエストの進行には、「対なる双月」までのエリア解放が必要となるため、ゲーム終盤直前までメインクエストを進行させなくてはなりません。

しかし、「双眼の思い出に贈るシギリージャ」の聖歌の性能は非常に高く、本作最強ボスである「最後の冒涜者　エヴィテルノ」攻略にも役立ちます。

聖歌　「双眼の思い出に贈るシギリージャ」

そのため、ゲーム攻略において、このサブクエを完了させる価値は高いと言えるでしょう。エヴィテルノ攻略で躓いた場合には、ぜひこのサブクエ進行をお試しください。

クエスト開始

クエストの開始には、まず「葬儀の街路」にて「未開封の手紙」を入手する必要があります。下記マップ、緑マーカーの位置で、アイテムを取得できます。

緑マーカーの位置

具体的な場所は下記です。部屋に入るには、「智天使の加護」（悔恨の聖遺物）が必要となります。

「未開封の封筒」の取得場所

「未開封の封筒」をクエストメニュー画面で開封（「読む」を選択）すると、アイテムが「呪われた手紙　一頁目」へと変化します。

「呪われた手紙　一頁目」の一節

なんと、「未開封の封筒」を開封した悔悟者へと呪いがかかってしまうのです。

この呪いは、「呪われた手紙」に記された行為を再現していくことで解呪することができます（なお、「呪い」がかかったからと言って、ゲーム的にデバフやペナルティがかかることはないのでご安心を）。

「一頁目」の呪いを解くと、新たに「未開封の封筒」を入手することができます。その封筒を開封すると「呪われた手紙　二頁目」に変化し、また新たな行為が記されているので、呪いを解くためにそれをなぞる必要がある…というプロセスを順に繰り返し、完全な解呪を目指すのがこのサブクエストの基本的な流れとなっています。

呪いを解く

「呪われた手紙」は「一頁目」から「最終頁」まで全部で5種存在します。

以下では、呪いを解くための具体的な行動について説明しています。イベントの性質上、一頁目から順番に解呪していく必要があるため、注意してください。

呪われた手紙　一頁目

「呪われた手紙　一頁目」には、「この上なく大きな姿見」を見つけ、「許しを求めて平伏せよ」という一節があります。

この行動を再現するためには、まず「対なる双月」の下記マップ位置に移動する必要があります。

緑マーカーの位置

この部屋には巨大な姿見（鏡）があるため、悔悟者の全身が映り込む位置に立ち、10数秒程度しゃがみ込むことで、「未開封の封筒」を入手することが可能です。

「未開封の封筒」の取得場所

呪われた手紙　二頁目

「呪われた手紙　二頁目」には、「古くはあるが神聖な、打ち捨てられた場所」にて、「大きな穴の前で立っていた」という一節があります。

この行動を再現するためには、「聖なる御名の街」の下記マップ位置に移動する必要があります。

緑マーカーの位置

この空間の下記位置に立ち、10数秒程度待機することで、「未開封の封筒」を入手することが可能です。

「未開封の封筒」の取得場所

呪われた手紙　三頁目

「呪われた手紙　三頁目」には、「空気すらも止まってしまったような、あの陰鬱な場所」にて、「壊れた鐘」を「何度も何度も叩いた」という一節があります。

この行動を再現するためには、「万母の母」の下記マップ位置に移動する必要があります。

緑マーカーの位置の付近

ここには、壁際に朽ちた鐘が置かれています。この鐘をヴェレディクトで何度か攻撃することで、奥の壁から隠し部屋の入口が開きます。

古びた鐘の場所　右奥に隠し部屋

奥の隠し部屋の中で、「未開封の封筒」を入手することが可能です。

「未開封の封筒」の取得場所

呪われた手紙　四頁目

「呪われた手紙　四頁目」には、「頭蓋骨の下」を「通り過ぎ」、「それをもう二度行う必要がある」という一節があります。

この行動を再現するためには、「聖なる御名の街」の下記マップ位置に移動する必要があります。

緑マーカーの位置の付近

「レヒーナの店」の看板である骸骨の下を、左右に何度か往復することで、「未開封の封筒」を入手することが可能です。

「未開封の封筒」の取得場所

呪われた手紙　最終頁

「呪われた手紙　最終頁」には、「この断崖の底」にて、「冷たい海風が我を慰め」、「終わりをもたらす」という一節があります。

この行動を再現するためには、「悔恨の奈落」の下記マップ位置に移動する必要があります。

緑マーカーの位置

救いと赦しを得られないことに絶望した手紙の書き手のように、「インクの海」を一望できるこの断崖から身を投げることが、呪いを解くための最後の行動となります。

双眼の思い出に贈るシギリージャの取得場所

最終頁の行動を再現することで、ついに赦されざる呪いは解かれ、「双眼の思い出に贈るシギリージャ」の聖歌を入手することができます。

これで「未開封の封筒（呪われた手紙）」のイベントは完了となります。

双眼の思い出に贈るシギリージャ

「双眼の思い出に贈るシギリージャ」は、発動することで敵の時間を数秒間止めることのできる聖歌です。

双眼の思い出に贈るシギリージャの効果

発動することで、無防備な状態のエネミーに一方的にダメージを与えたり、胆汁のフラスコ瓶で回復を行い、安全に態勢を立て直すことも可能となります。

ギリギリの戦いを強いられるボス戦、特に「最後の冒涜者　エヴィテルノ」戦では、こちら側から敵の隙を作ることのできるシギリージャは、攻略に大きく寄与してくれるでしょう（そもそも、他の聖歌を効果的にヒットさせることが難しい、というところもあります）。

非常に強力な聖歌であるだけに、シギリージャの熱情消費量は非常に膨大である点には注意が必要です。ほぼ満タンの状態から1回発動することしかできず、連続で使用するのは現実的ではないでしょう。

熱情消費量の目安（満タンから1回発動）

熱情が不足した状態で聖歌を発動しようとする行為は悔悟者の隙が大きくなるため、熱情ゲージ管理は慎重に行いましょう。

また、「時間を止める」とはいっても、エネミーの攻撃モーションの判定は通常どおり発生しているため、時間停止中にも敵の攻撃範囲は回避するようにしましょう。

関連情報

シギリージャ

「シギリージャ（SIGUIRIYA）」とは、フラメンコの曲種の中のひとつで、18世紀末のジプシー達によって歌われ始めたものが原型とされています。「フラメンコ曲種解説（シギリージャ）」（外部サイト）によると、

ジプシー達の世俗的悲劇の苦悩、嘆きの歌であり、歌い手にとって最も難しい曲のひとつ

参考として、有名なフラメンコ歌手エンリケ・モレンテ（Enrique Morente）のシギリージャ動画（Youtube）をリンクしておきます。

呪われし手紙の最初の書き手、また以降その呪いを受け継ぎ、彷徨い続けてきたものたちの悲愴と死に想いを馳せながら、聴いてみるのはいかがでしょうか。

それでは良い贖罪を…