このページではBlasphemous(ブラスフェマス)のエリア「山頂墓地」の解説をしています。ぜひ攻略の参考にしてください。
フィールド名
封鎖された修道院(ふうさされたしゅうどういん)
ALTA CLAUSURA
エリア名
山頂墓地(さんちょうぼち)
Camposanto de las Cumbres
マップ画像
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| 「山頂墓地」のマップ画像 |
簡易ガイドマップ
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| 「山頂墓地」の簡易ガイドマップ |
※扉の前で体力を犠牲に熱情チャージを行うと扉が開く(Aボタン長押し)
★…「真なる苦悶」(2周目以降)のみ
説明
深々と雪の降り注ぐ山頂の墓地。生きたまま凍りついた人々の氷像がそこかしこに見られ、芯まで冷えるような静寂を保っている。
メインストーリーの前半で「三つの屈辱」を果たす際、目的地の一つである『焦貌の聖女』修道院へ行くために経由しなければならないエリア。落下死の危険に怯えながら、懺悔の剣を岸壁の木板に突き刺して頂上へと登っていこう。
エリア中に強い風が吹いており、刻々とその風向きを変えている。風の吹いている方向にジャンプすることで、追い風を受けた悔悟者は通常よりも遠くへ飛ぶことができる。逆に、風向きと反対方向、向かい風の状態でジャンプすると、まったく飛距離を稼げない。風向きは雪の降る流れで把握することができるので、タイミングをはかって断崖や壁を渡っていこう。
ちなみに、画面外となる崖下に落ちなければ、高所からの落下ダメージなどは生じない。下記は山頂墓地の吹き荒ぶ風に煽られて、足場から落ちつつもしっかりと着地はきめる悔悟者のプレイ動画となっている。
なお、聖遺物「金糸の布地」を装備すれば、通常であれば悔悟者が死亡してしまう崖下への落下時にも安全に着地が可能となる。聖遺物の取得には、「月光の子ども」たちを累計で20体以上解放しなければならないため、一周目データではゲーム後半以降まで進める必要があるが、本エリアの移動に苦手意識があるようなら、そこまでは最低限の探索にとどめておくのもいいだろう。
元ネタ解説・考察
『ブラスフェマス・アートブック』によると、山頂墓地はいわゆる「垂直墓地」(cementerio vertical)の構造を意識してデザインされています。垂直墓地とは、限られた土地範囲内でより多くの墓を設置することを意図して設計された墓地で、ブラジルにあるメモリアル・エキュメニカル・ネクロポリス(Memorial Necrópolis Ecuménica)などが有名です。
| メモリアル・エキュメニカル・ネクロポリスの外観 |
メモリアル・エキュメニカル・ネクロポリスは、14階建ての高層ビルのような設計となっており、内部には1万6000基以上の墓が収蔵され、世界で最も高い墓地としてギネス登録もされています。ブラジルサッカーの王様と呼ばれ世界的に有名な「ペレ」(Pelé, 1940–2022)が眠っていることでも知られ、いずれは30階建てまで拡張するという計画もあるそうです。この霊廟は近代的な見た目の建物ではありますが、その巨大さ・高さからすると、墓所自体があたかもひとつの山脈であるかのようにも思えてきます。
スペインには、いわゆる垂直墓地ではありませんが、バルセロナのモンジュイック山の斜面に作られたモンジュイック墓地(Montijuïc Cemetery)という場所もあります。
| モンジュイック墓地のパノラマ |
モンジュイック墓地は、19世紀にバルセロナの工業発展と人口増加にともなう、既存の埋葬区域では賄いきれない埋葬地の需要を満たすために、住宅開発区域ではない山の斜面に作られました。現在ではモンジュイック山の南斜面はほとんどこの墓地区域であり、56万平方メートルの範囲におよそ16万基の墓があるそうです。遠くからこの霊廟区域を眺めた風景は、あたかも墓地と山脈とが一体化しているかのように見えてきます。
ブラスフェマスの山頂墓地は、いわゆる人間が作り出す墓地というだけではなく、厳しい天然自然が生み出した多くの遭難者・犠牲者たちが膝を折り、眠りにつく場所でもあります。このエリアに眠る遺体が、山脈を超えて『焦貌の聖女』修道院へと至ることを願っていたことを踏まえると、凍りついて氷像のようになった人々はいずれも道半ばで果てた者たちなのかもしれません。ぼんやりと人生を謳歌している我々は、あたかも墓場を人生の終着地であるかのように素朴に考えていますが、果たしてやるべきことをやりきったうえで―――山脈を登りきったうえで―――眠ることになるのかどうか、それは誰にもわかりません。
山頂墓地に眠る人々は、少なくともこの厳しい山々を踏破しようとしたのであり、その点は敬意を払って然るべきことのように想いますが、翻って自分自身は果たして人生の山を登ろうとしているのだろうか、という想いももたげてきます。墓地とは平地にあるもの、平らな地面の下に埋められることになる、といった常識や素朴な思い込みも、垂直墓地や山脈墓地の事例を見れば容易く吹き飛ばされてしまいます。どう登り、足を進めるべきかは未だわかりませんが、足を踏み外さないよう、寒さに凍りついてしまわないよう、生者としての熱を携えていきたいものです。
関連キャラ
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それではいつかまた、夢の向こう岸で……
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