マップ解説11_オリーブの枯畑【ブラスフェマス】

ブラスフェマス マップ 解説 元ネタ 攻略 考察

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このページではBlasphemous(ブラスフェマス)のエリア「オリーブの枯畑」の解説をしています。また、エリアの地下に眠る「エングラシア」に付いての考察や、聖書の物語で登場する「オリーブ」についても紹介しているので、ぜひ攻略やゲーム世界を楽しむ参考にしてください。

オリーブの枯畑に立ち入る悔悟者【ブラスフェマス】

フィールド名

封鎖された修道院
ALTA CLAUSURA

エリア名

オリーブの枯畑(おりーぶのかれはたけ)
Donde se Marchitan los Olivos

マップ画像

「オリーブの枯畑」のマップ画像【ブラスフェマス】
「オリーブの枯畑」のマップ画像

簡易ガイドマップ

「オリーブの枯畑」の簡易ガイドマップ【ブラスフェマス】
「オリーブの枯畑」の簡易ガイドマップ

番号種別内容
1アイテムテンチュディアの髪束
2アイテム涙に濡れたドライフラワー(※)
3祈詞サエタ・ドロローサ
(要:涙に濡れたドライフラワー)
4アイテム芳香のニンニク
5収集月光の子ども
6収集月光の子ども(要:三舌)
7遺体遺体
8
NPCジェミノ
アイテム
空の黄金指ぬき
涙に濡れたドライフラワー(※)
ロザリオ凍ったオリーブ
9収集物悪霊憑きダニエルの尾骨(要:砂血)
10心臓紺碧の香炉の心臓
11Save祈祷台
12収集物詩人ヘルザーの橈骨
13遺体遺体

※涙に濡れたドライフラワーは、どちらか一方でのみ取得可能。

説明

凍りつく雪に沈んだ山の麓の枯畑。移動用に使われていたと思われる木の橋も壊れ、足を踏み外せばすぐに奈落の底へ真っ逆さまとなってしまうので注意して歩みを進めよう。

メインストーリー前半で、果たすべき三つの屈辱のうちひとつがある『焦貌の聖女』修道院へと向かう際に途中にあるエリア。教会廃墟の荒野と比べると、登場する雑魚エネミーの強さも一段階上がっている。幽霊のように空中を浮遊し突進してくるシンバリロや、地中を潜行し足元から飛び上がってくるダートドライバーなど、上下を含む多方向に注意を払わなければならない。複数の敵に同時に囲まれると、焦ってボコボコにされかねないので、なるべく一対一の状況で一体ずつ確実に倒していくようにしたい。

このエリアに登場するNPCジェミノは、体が枯れ木と半分ほど同化している大男。

彼から託された「空の黄金指ぬき」は、『焦貌の聖女』修道院のボス焦貌の聖女を倒した後の部屋で、油に浸すことで「煮え滾る油の黄金指ぬき」に変化する。このアイテムをジェミノに渡すことで、「涙に濡れたドライフラワー」が入手可能となる。

このエリアには隠された地下空間があり、①ジェミノイベントを進行させたあとに樹木の人間が見守る棺から飛び降りる、または②聖遺物「金糸の布地」による崖下への落下で侵入が可能。地下空間の左奥で眠りについている白い樹木の根のような女性(エングラシア)に「涙に濡れたドライフラワー」を捧げることで、祈詞「サエタ・ドロローサ」を獲得することができる。以下は涙に濡れたドライフラワーを入手してから、サエタ・ドロローサを獲得するまでの流れのプレイ動画となっているのでご参考いただければ幸い。同時に、「堕落者の願望」の実績も獲得している。

祈詞「サエタ・ドロローサ」の性能は、発動後、一定時間のあいだエネミーを攻撃してダメージを与えるたびに体力を一定値回復することができるというものとなっている。

祈詞「サエタ・ドロローサ」の性能【ブラスフェマス】
祈詞「サエタ・ドロローサ」の性能

胆汁のフラスコ瓶や祈祷台でのセーブ以外に存在する貴重な体力回復手段の一つとなっているが、エネミーを攻撃して与えたダメージに基づく回復となるため、発動タイミングは選ぶ必要がある。体力回復に焦って雑魚エネミーからの反撃をもらってしまえば本末転倒なので、攻撃を仕掛けるタイミングは慎重に見極めたい。

元ネタ解説・考察

オリーブの木(Olivo)は旧約聖書・新約聖書において特別な意味をもつ象徴的な植物として扱われています。

オリーブの枝は平和のシンボルであり、創世記の物語では、地上から大洪水の水が引き始めたときに鳩が口にオリーブの枝葉を咥えてノアの方舟に戻ってきたエピソードがあります。このオリーブの葉は神と人間がともに創造する平和の象徴であり、キリスト教の葬儀の際にも死者の霊魂の平安を祈る装飾として登場します。

新約聖書でも、斜面にオリーブの木がたくさん生えていたことにちなんで名付けられた「オリーブ山」が登場します。この場所は、イエスが頻繁に祈りを捧げ、また昇天したと描写されるため、非常に重要です。この山の麓に、イエスが逮捕された祈りの場、「ゲッセマネの園」があります。

ブラスフェマスのゲーム内では、オリーブは枯れ果てた植物として登場します。平和のシンボルであるオリーブの枝葉が枯れてしまっているということは、まさしく災厄なりし奇蹟によってクヴストディアの平穏が失われていることを意味しているのでしょう。

オリーブの枯畑の地下に眠るエングラシアの背景が垣間見える物語は、クエストアイテム「涙に濡れたドライフラワー」の伝承テキストに記されています。曰く、アルベロに生まれた彼女は、オリーブの収穫作業が終わっても、よく独りでオリーブの畑に残り泣いていました。なぜ彼女が悲嘆に暮れていたのかはわかりませんが、不思議なことに、数年続く日照りで他の作物が枯れ果ててもオリーブの畑だけは枯れていませんでした。彼女の涙がオリーブに生気を与えているのではないかと噂されましたが、ある日、エングラシアはオリーブの木にもたれ掛かるようにして息絶えていたため、人々は彼女を近くの洞窟に埋葬し、時を置かずしてオリーブの畑も枯れ果ててしまったといいます。

エングラシアがなぜ涙を流していたのか、それは人々の想像に委ねられており正解はないのでしょう。ただ、エングラシアの遺体から託される祈詞「サエタ・ドロローサ」の伝承の歌詞には次の一節があります。

心を痛めよう 苦痛を受け入れよう
あなたの代わりに なれるのならば
Déjame penar, déjame sufrir
Que llaga mía es una menos en tí

この歌詞がエングラシアの心情を歌い上げたものだとすれば、少なくとも彼女は自分を哀れんで涙を流していたわけではなく、誰かのために苦しみをその身に引き受けていたのではないかということが想像されます。その誰かというのが、具体的な某ではなく「平和の象徴」たるオリーブの木々そのものだとすれば、平和を維持するためには人知れず流される涙というものがある…ということを意味しているのかもしれません。

ちなみに、サエタ(Saeta)は聖週間の聖母マリアなどの行列に向かって歌われるスペインの宗教歌のことです。またドロローサ(Dolorosa)は肉体的・精神的に「痛みを伴う」ことを指すので、サエタ・ドロローサとは「苦しみのサエタ」を意味するのでしょう。「サエタ」つながりで言うと、真なる苦悶(NG+)モードで登場するNPCヒブラエルは「サエタの使者」としてエクストラボス「アマネシダ」たちを呼び出すサエタの歌を響かせます。ヒブラエルの話からは、おそらく「歪んだ者」の行列の際に奏でられたサエタがアマネシダたちの本体であるラウデスを目覚めさせるキーとなっているのでしょう。

また、エングラシアという同名のキャラクターは、クエストアイテム「ロザリオの結び目」の伝承にも登場します。オリーブの枯畑の地下に眠るエングラシアと同一人物である可能性は低いですが、詳しくは下記の「ソレダット」の記事で考察しているのでよろしければご参考ください。

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それではいつかまた、夢の向こう岸で……

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