キャラ解説13_六つの痛みの淑女【ブラスフェマス】

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ブラスフェマスのキャラクターNPC「六つの痛みの淑女」の解説ページです。体力最大値を増加してくれる登場マップや関連情報を掲載しているので、ゲーム世界を楽しむ参考にしてください。

ブラスフェマスのキャラクターNPC「六つの痛みの淑女」
「この深き痛みを手に取りなさい」

キャラクター名

六つの痛みの淑女
La señora de los Seis Dolores

概要

胸と右手を剣で刺し貫かれた巨大な女性。話しかけると悔悟者の体力最大値を増加してくれるサポートNPCです。

六つの痛みの淑女は、下記エリアに出現し、悔悟者の体力を強化するとその場から消滅します。出現位置は6箇所で、体力最大値を最大6段階アップしてくれます。(リンク先ページの「体力最大値上昇」のポイント)

体力は攻略の安定度に直結するため、攻略に行き詰まった際には彼女を探してみましょう。※ストーリー進行や特定の聖遺物を装備しないと探索できないエリアに居る場合があります。

邂逅時に「痛みと飢えに苦しむ者を私のもとへと連れてくるのです」と告げますが、悔悟者が会いに行くだけで体力最大値を強化してくれます。悔悟者自身が「痛みと飢えに苦しむ者」なのかもしれません。

元ネタ解説

『ブラスフェマス・アートブック』によると、六つの痛みの淑女のデザインは、フランシスコ・デ・ゴヤの絵画《魔女たちの飛翔》(Vuelo de brujas, 1797)に基づいて描かれています。

Francisco de Goya - Vuelo de brujas (1798)
フランシスコ・デ・ゴヤ《魔女たちの飛翔》(Vuelo de brujas)

この絵画では、3人の飛翔する魔女が描かれています。上半身ハダカで、蛇の模様をした司祭帽を被っている魔女たちの容姿は「六つの痛みの淑女」にそのまま写し取られているようです。いっぽう、全裸の若者を抱えあげて血を吸い上げている魔女たちは、六つの痛みの淑女とは反対に恐ろしい存在のように見えます(逆に、実は魔女たちは若者の身体に「知識」を吹き込んで活力を与えているという解釈もあるようで、その立場を取れば、魔女たちは「知力」を、六つの痛みの淑女は「体力」を支援するキャラクター性が共通していると言えるでしょう)。

また、《魔女たちの飛翔》は、ゴヤが魔女と妖術をテーマに描いた6点の連作のうちの1つとなっています。《魔女たちの飛翔》以外の作品名は下記のとおりです。

  • 魔法をかけられた男(El hechizado por fuerza
  • 魔女の夜宴(El Aquelarre)
  • 呪文(El Conjuro o Las Brujas)
  • 魔女の厨房(La cocina de las brujas)
  • 石の客(El convidado de piedra)

ゴヤが描いたこれら6点の絵画を意識して、ブラスフェマス・ゲームでは「六つ」の痛みが存在しているのかもしれません。また、「六つの痛みの淑女」は、教会に「異端」として迫害された「魔女」の象徴性を内包したキャラクターとして、聖母教会に反旗を翻す悔悟者を支援する役割を与えられているのではないでしょうか。

登場マップ

関連キャラ

それではいつかまた、夢の向こう岸で……

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