ブラスフェマスのキャラクターNPC「レデント」の解説ページです。登場マップやサブクエストの攻略・関連情報を掲載しているので、ゲーム世界を楽しむ参考にしてください。
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「悔悟者よ お主のその魂と炎を沈黙させてはならぬぞ」 |
キャラクター名
レデント
Redento
概要
「拝跪の教団」に属する裸足の巡礼者を自称する老人で、後ろ手を縛り、長髭の先に重しをつけてクヴストディアを巡礼するNPCです。悔悟者は、ゆく先々で出会う彼の巡礼を手助けすることができます。
レデントは贖罪のためにクヴストディアを巡礼していますが、彼自身は何の力も有しない老人のため、たびたび障害に阻まれてその歩みを止めています。悔悟者は、レデントの前の障害を排除し、彼の巡礼の進行を手助けすることで、返礼としてロザリオの珠などを受け取ることができます。
下記表で、レデントの出現エリア、障害の排除方法と報酬をまとめています。攻略の参考にどうぞ。
なお、障害を排除した後、レデントに話しかけることで彼の歩みが進行します。「静寂の中庭」でエネミーを倒した後、彼に話しかけずに、クレファスイベントを進行させることで「レデントとクレファスを出会わせる」実績を解除し、会話イベントを見ることが可能となります(クレファスが「大聖堂 屋上」から飛び降りるルートのみ)。
レデントのサブクエストで最終的に入手できる聖遺物「泥剥ぎの爪」は、装備すると足を取られる沼などを素早く移動できるようになります。ジャンプの高度も保たれるようになるため探索範囲を広げることが可能です。
元ネタ解説
『ブラスフェマス・アートブック』によると、レデントのデザインはスペイン黄金時代(17-18世紀)の絵画の雰囲気を表現することを目指して描かれているそうです。また、首から水差し(botijo)を下げているスタイルは、アンダルシア地方の雰囲気を醸し出す重要な要素として位置づけられているようです。
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ピーテル・ブリューゲル《杖を持ち右へ進む3人の盲目の巡礼者》 この絵画でも瓢箪の水差しを携えた巡礼者が描かれている。 |
また、レデントのサブクエスト完了時に獲得できる実績「ウルトレイア・エ・スゼイア」(Ultreia et Suseia)とは、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂を目指す「サンティアゴ巡礼」の巡礼者に向けられたラテン語の挨拶・メッセージです。
「ウルトレイア(Ultreia)」は「もっと先へ」という意味で、「エ・スゼイア」(Et Suseia)は「より高くへ」という意味です。サンティアゴ巡礼はフランスを出発地とすると全長800Km超あり、その長い道のりを徒歩で進み大聖堂を目指す巡礼者たちが、自らを奮い立たせたり、互いに励ますための言葉とされています。
ブラスフェマスにおいては、悔悟者が数々の障害を取り払いレデントの歩みを「もっと先へ」と進ませた意味であるとも言えますし、同時に、巡礼の終着に至ったレデントから、まだ巡礼の途上にいる悔悟者へ向けた「より高くへ進め」という声援の意味が込められているのかもしれません。いずれにせよ、災厄なりし奇蹟の溢れたクヴストディアにおいて、各々が自らの罪業に向き合うしかない孤独な巡礼のさなか、いっとき交流をもったふたりの巡礼者の関係を象徴するものとして、これ以上はないほどに印象深い言葉ではないでしょうか。
登場マップ
関連キャラ
それではいつかまた、夢の向こう岸で……
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