このページではBlasphemousⅡ(ブラスフェマス2)のマップ「掲揚されし教会堂」の解説をしています。ぜひ攻略の参考にしてください。
エリア名
掲揚されし教会堂(けいようされしきょうかいどう)
Templos Alzados
マップ画像
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| 「掲揚されし教会堂」のマップ画像 |
簡易ガイドマップ
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| 「掲揚されし教会堂」の簡易ガイドマップ |
以下、数値対照表。
※画像は最終的な内容であり、ゲーム進行状況によって探索域は制限される場合があります。
概要
聖なる御名の街の上空に掲げられていた巨大な教会堂。「3つの後悔の念」を守るために奇蹟が選んだ3人の守護者ボス(大牧師 ラダメス、繍匠の聖女 オロスピナ、清廉なる聖具守 レスメス)を打倒することで、教会堂を支えていた3体の巨大な像(父、母、「目撃者」)が膝を折り、聖なる御名の街と教会堂エリアが接続し、行き来が可能となる。これまでの探索で集めた3種の武器(ヴェレディクト、サルミエント&センテラ、ルエゴ・エル・アルバ)を駆使してギミックを攻略し進行していこう。
また、次なる目的地である五鳩の礼拝堂へと至る前に、いちどクヴストディアの最下層に位置する母の聖なる御許に行き、2段ジャンプが可能となる「悔恨の聖遺物・灰の道」の能力を獲得する必要がある。取得前に登れるところまで探索を進めると、途中にいるアヌンシアダに「昇るためにはまず地下に降りる必要がある」と諭される。
奇蹟の力によって上空に位置する建造物だからか、崖下に落ちてしまうと落下ダメージが生じる。前作Blasphemousと異なり、落下時に即死はしないが、運が悪いと雑魚エネミー(ブジャンカノ(岩)など)の突進でふっとばされて崖下に落ち、落下ダメージのコンボを食らって死亡する場合もあるので、多方向に気を配りながら進んでいこう。
2024年11月1日のアップデートにて、「鉄格子の廃墟」とのエリア接続が追加された。
元ネタ解説・考察
公式アートブックによると、掲揚されし教会堂を支える三体の巨大像のうち、「父の彫像」のデザインは、フアン・マルティネス・モンタニェース(Juan Martínez Montañés, 1568 – 1649)の彫刻《グスマンの聖ドミニコの悔悛》(Estatua de Santo Domingo penitente)から着想を得ているそうです。
| フアン・マルティネス・モンタニェース《グスマンの聖ドミニコの悔悛》 |
グスマンの聖ドミニコ(Santo Domingo de Guzmán 1170 - 1221)はドミニコ会の創始者として知られるカトリックの聖人です。ブラスフェマス2の掲揚されし教会堂を支える「父」の像と見比べてみると、上半身裸の恰好や顎髭のかたち、頭頂部をそり上げた「トンスラ」の剃髪スタイルなどが共通していることがわかります。
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| 掲揚されし教会堂を支える「父」の像 |
ちなみに、《グスマンの聖ドミニコの悔悛》の彫像は、ブラスフェマス2の茨歌う森に登場するNPC蜂蜜の男 ベニーノのキャラクターデザインの元ネタでもあります。詳細は下記の記事でも解説しています。
子供を授かるために奇蹟へと身をゆだねた「父」と、奇蹟によって現実化した「蜂蜜の夢」のなかでその身を溶かしていくベニーノはひょっとすると似ている部分もあるかもしれません。
また、彫像の制作者であるフアン・マルティネス・モンタニェースは、聖なる御名の街にいる彫像システムのサポートNPC聖彫刻家 モンタネスのインスピレーション元となった人物でもあります。
モンタネスは掲揚されし教会堂のお膝元である聖なる御名の街に工房を構えた彫刻家であることを踏まえると、ひょっとすると教会堂を支える「父」の彫像の(巨大化する前の)モデルとなるものをモンタネスその人が作っていたのかもしれない…などという妄想もはかどります。いずれにせよ、ゲーム内のストーリーやサブクエストでは直接的なつながりのない「父」、ベニーノ、モンタネスの三者が、こうした文化・芸術作品的な「見えないつながり」を有しているというのは非常に興味深いです。
また、「父の像」と対となる「母の像」のデザインは、19世紀につくられたいくつかの大理石の胸像から着想を得ています。
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| 掲揚されし教会堂を支える「母」の像 |
ひとつめはイタリアの彫刻家カミッロ・トレッジャーニ(Camillo Torreggiani, 1820-1896)が製作した、《ヴェールを被ったイサベル二世》(Isabel II, veiled)です。この彫像はプラド美術館に収蔵されており、公式サイトで画像データなどを参照することができます。
イサベル二世(Isabel II de España, 1830-1904)はブルボン朝のスペイン君主で、「悲しき運命のひと」とも称される人物です。前作ブラスフェマスのエリア「三試練の橋」は、この女王の名を冠した「イサベル2世の橋」(Puente de Isabel II)を元ネタとしており、イサベル2世についても解説しています。
ふたつめはイタリアの彫刻家ジョヴァンニ・ストラッツァ(Giovanni Strazza, 1818 -1875)が製作した《ヴェールを纏った聖母》(La Vergine velata)です。
| ジョヴァンニ・ストラッツァ《ヴェールを纏った聖女》 |
この彫像はカナダのニューファンドランド島にある洗礼者聖ヨハネ大聖堂が所有していて、聖母マリアをモチーフとしていると考えられています。
みっつめは、イタリアの彫刻家ピエトロ・ロッシ(Pietro Rossi)の代表作《ヴェールを纏った淑女》(Veiled Lady)です。
いずれも、硬い大理石で柔らかなヴェールの布を表現するという卓越した技術が凝らされています。掲揚されし教会堂を支える「母」は、奇蹟に祈りをささげて授かったわが子(「目撃者」)が災厄なりし奇蹟の顕現のために利用されてしまうという哀れな境遇となっています。その心中は推し量ることも難しいですが、モチーフとなった胸像たちのように静かに祈りをささげる表情は、ヴェール一枚を隔てることで神秘的な魅力を醸し出しています。
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