BlasphemousⅡ(ブラスフェマス2)の2人組の旅商人であるキャラクターNPC「メダルドとエスコラスティコ」の解説ページです。登場マップや関連情報を掲載しているので、ゲーム世界を楽しむ参考にしてください。
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「貴重な品がどこにあるかなど 誰にもわかりませんからね」 |
キャラクター名
メダルドとエスコラスティコ(MEDARDO & ESCOLÁSTICO)
概要
旅商人メダルドと、写字生エスコラスティコの2人組。メダルドが黙考に耽りながら旅をして罪を償い、エスコラスティコは訪れる地の美しさを書き記すことで罪を贖っています。つまり喋っているのはつねにエスコラスティコのほうとなりますね。
悔悟者のゆく先々で彼らも旅路を連ね、旅先で集めた品物(彫像や祈詞など)を売ってくれます。品揃えはメインクエストを進行する度に増えていき、最終的にまとめて購入することも可能です。買い逃しなどの心配はないため、償いの涙を貯めてから買うのも良いでしょう。
具体的な商品ラインナップは下記の「ショップまとめ」ページをご参考ください。
元ネタ・関連
メダルドとエスコラスティコについて、アートブックには直接的なインスピレーション元の言及はありません。Team17公式Youtubeの開発日誌「Blasphemous II · EP09: "Breaking the Silence” | Dev Diaries」動画では、演じる声優との相乗効果を考慮し、「ラテン語訛りのキャラクター」、「ラテンアメリカのアクセント」で話す人物として、他の地域から巡礼してきたことを想像させるキャラクター造形をしていることが語られています。
また、エスコラスティコのセリフ「物を売り財を肥やし 祈りを捧げ魂を肥やす…これら二つの利益を求め歩みを進めることは正しいこと」というセリフは、マックス・ウェーバーが『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』で論じた「信仰」と「利潤の追求」を両立したプロテスタンティズム的な思想を想起させます。南スペインはアンダルシアのカトリック的文化風土を色濃く受け継いだブラスフェマスという作品においては、かなり異質なキャラクターなのかもしれません。それ故に、作品の世界観を豊穣に広げることに一役買っているとも言えるでしょう。
ブラスフェマスには、メダルドとエスコラスティコの他にも、償いの涙を捧げるとアイテムをくれるNPCがいます。ブラスフェマス2には「寂れた中庭」で死に取り憑かれた「カスト」、「聖なる御名の街」に店を構える「レヒーナ」が商品を扱っており、前作ブラスフェマスでは「カンデラリア」という老婆がショップを開いていました。
登場マップ
関連キャラ
- カスト
- レヒーナ
- カンデラリア(ブラスフェマス)…前作のショップNPC。テントの店を各地に構えていた老婆。
それではいつかまた、夢の向こう岸で……
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