ブラスフェマスのキャラクターNPC「ティルソ」の解説ページです。登場マップや関連情報、キャラクターの元ネタである「アッシジの聖フランチェスコ」についての紹介を掲載しているので、ゲーム世界を楽しむ参考にしてください。
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「その寄与のお陰で この教団はその使命を続けることができます」 |
キャラクター名
ティルソ
概要
「アルベロ」で傷病人たちを治療している「口付けの廉施者」教団所属の修道士。ティルソは教団の中心的な人物で、「奇蹟」の力により傷口に「口付け」をすることで治療をしています。
ティルソは、治療に必要な軟膏の材料を求めており、該当するアイテムを提供することで、償いの涙などの返礼をしてくれるNPCです。
ティルソに提供できるアイテムは、下記の全6種となっています。取得場所は、()内のリンク先マップ解説記事もご参考ください。
最初にアイテムを提供した際には、アイテム「亜麻糸の布」を返礼してくれます。このアイテムを「塩漬けの祝福の神」に渡すことで聖遺物「幻罪の織布」が入手可能となります。
クリサンタ戦の直前までゲームを進行した状態で、全てのアイテムを提供が完了すると「ロザリオの結び目」を渡してくれます。
ティルソのイベントは「時間制限付き」となっています。治療のためのアイテムをティルソに渡す前にボスエネミーを倒すと、一人ずつ傷病人が死亡してしまうのです。その後、「アルベロ」の道に墓石が建てられます。アイテムを一切ティルソに提供せず、クリサンタ戦の直前までゲームを進行すると、最終的にはティルソ自身も死亡してしまいます。その場合、「亜麻糸の布」は墓の前にドロップするので入手が可能ですが、償いの涙および「ロザリオの結び目」は入手不可能となるため、注意が必要です。
元ネタ解説
『ブラスフェマス・アートブック』によると、ティルソのキャラクターはイタリアの神秘思想家でフランシスコ修道会の創始者「アッシジの聖フランチェスコ」(San Francisco de Asís, 1182-1226)からインスピレーションを得ています。
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カラヴァッジョ『法悦のアッシジの聖フランチェスコ』(1595) |
聖フランチェスコは、元は裕福な商人の階級の生まれでしたが、相続財産を放棄し、貧しいながらも福音書を厳格に守る信仰生活を送ります。彼が創設したフランシスコ修道会も、無所有と清貧を旨とし、修道士たちは綺羅びやかさとは正反対の無染色の修道服を身に纏います。
ブラスフェマスにおいては、聖フランチェスコがハンセン病や天然痘に罹患した患者たちとともに暮らし、その慈愛の心をもって、自らへの感染を恐れずに彼らに接吻さえ惜しまなかったというエピソードに特に焦点が当てられています。
聖フランチェスコが患者にキスをしたように、ティルソや彼の修道会のメンバーが口付け(接吻)をすることで、その慈悲の心が奇蹟によって傷病を癒やす治療として実現するのです。
登場マップ
関連キャラ
- 塩漬けの祝福の神…アイテム「亜麻糸の布」渡すことで聖遺物「幻罪の織布」が入手可能
関連イベント
- 「哀悼の娘たち」(ブラスフェマス2)…続編のサブクエストであり、報酬で「ティルソ」の彫像を入手できます。
それではいつかまた、夢の向こう岸で……
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